カッティングシートを上手に注文する“コツ”教えます

お店のガラスや壁面に、文字や飾りを簡単に貼り付けることができる「カッティングシート」。
簡単に言えば「自由な形に切れるシール」ですが、注文時に知っておくといい“コツ”があります。


カッティングシートの種類

店頭ウィンドウの装飾や、看板・表札など様々な場面で使われているカッティングシート。シートには屋内用、屋外用、電飾用、蛍光フィルム、反射フィルム等数多くの種類ががあります。
その中でもよくお客様からご注文いただくシートを紹介いたします!

  1. 屋内用カッティングシート
  2. 屋外用カッティングシート
  3. 特殊加工シート

主にこの3種類からお選びいただきます。

⑴屋内用カッティングシート

屋内での使用には、一般的に使用されているカッティングシートで制作します。
色数が豊富で、商業施設のガラス部分などによく使われます。

ゴールドやシルバー、ベーシックな白・黒・グレーでのご注文が多いです。

⑵屋外用カッティングシート

屋外での使用は屋外用のカッティングシートで制作します。
色数は屋内用に比べると、少なくなっています。

 屋外用のカッティングシートは水にも強く、海で使用するヨットの側面用シールとしてご注文いただいたこともあります。

屋外設置看板の柱部分に、白のカッティングシートを貼りました。

⑶特殊加工シート

 イラストや模様などの柄付き、シートの外形カットなどをしたい方の為に印刷を行ってからカッティングシートを合わせることもあります。

C&Aデザインでは、裏面が粘着シートになっている用紙も取り扱っています。
粘着シートに印刷し、お好きな形にカットすることも可能です。
表面一枚だけをカットし、台紙にはってあるシールのような仕上がりもできます。


カッティングシートのサイズ

カッティングシートの加工できるサイズは最大で「横幅約980mmまで」「高さ19.5m(長いロールの状態なので長さは十分確保できます!)まで」制作できます。

もちろん幅が狭い場合は幅に合わせてシートをご用意するので、「小さいと無駄が出て損なのでは?」と気にする必要はありません♫


カッティングシートには向いていない仕様

⑴細すぎる・小さすぎるデザイン

細すぎる文字・小さすぎる点はカットできない場合があります。カットできたとしても粘着が弱く、すぐに剥がれてしまう可能性が…。

最低でも2mm以上の線幅でカットできるようなデザインで作成しましよう。
イラストの場合はパスの細かい部分を確認しましょう。
過去の事例では、動物の毛並みがリアル過ぎてカットが難しくなったこともあります…!

カッティング用のパスデータです。横幅は110mmですが…
ヒゲのところは幅1mmもありません。(となりの四角が2mm角です)

キャラクターのシルエットなどでも、目の部分が小さすぎてカットができなかったり、貼ってもすぐに外れることがありますよ。

もちろん、お客様からカット用のデータをいただいた段階で、チェックはしています。ご希望によっては弊社にて、データ修正(線を太くする、細かいパスを減らす)してからのカッティングシート制作も行っております。


どーしても細いデザインをご希望の方にはシート出力をお勧めします!

透明な粘着シートに印刷をし、カッティングシート代わりの装飾に使用する方法です。

参考例に♪弊社で制作した「シルバーステンレス調オフィスプレート」です。

カッティングシートで細い線が貼り付けられているように見えますが、印刷なんです。

背面のステンレス調板も銀のヘアラインシートを貼り付けてステン風に仕上げています。その手前、透明シートに文字などを印刷して透明のアクリル板に貼り付けています。

この二枚を重ねることによって立体感を出すことができ、カッティングシートでは切れないほどの細い線や文字を表現することができます。紙印刷と同等とお考えください。

白色・特色での印刷は弊社では行なっておりませんが、4色印刷での細かな色合わせには、ご対応いたします。

複雑なデザインの時は、シール用紙に印刷して外形カットを施すことをおすすめすることもあります。

細かいデザイン(動物の模様など)はシール用紙に印刷をして、からカットする方法もあります。
周りの線をカットします。

壁面・ガラス面に貼り付ける時はカッティングと同じ方法になりますので、
お客様からすれば、カッティングシート制作もシール用紙制作も違いはないのかもしれません…。

⑵ザラザラしているデコボコしている壁面につける場合

貼り付ける壁面のテクスチャがザラザラしていたり、デコボコしていると接着力は弱くなります。
しっかりと圧着ができていないと剥がれ易くなります!

壁紙も同様で、刷毛跡風のテクスチャが施されているところなども接着が弱くなるので、要注意です!


カッティングシートを使いこなして、より自由なデザインを!

2色3色使いで、よりイメージに近いデザインを実現♪

2色(2種類)のシートをご希望の方にはカッティングシートを二つ重ね合わせることも可能です。

過去の制作例です。

黒とベージュの2色でカッティングシートを作成しました。

これはアパレルショップのお客様からご依頼いただきました。
現物写真がないので、画像データです;
壁面への貼り付けが1回で完了するよう、黒とベージュの境目もピッタリ合った1枚ものの状態でお渡ししました。

2色を使用しても重ならない時は、1枚の離型紙に2色分のカッティングシートを貼り付けて納品させていただきます。
壁面への貼り付けの際、1回の作業で完了でき、位置合わせも不要です。

ガラス面には内側から貼ることもできます

「ウィンドウのガラス面に貼るんだけど内側から貼りたい」そんな時、データ入稿時にお伝えいただければ、内張り用に制作いたします。

データもそのまま入稿していただいてOK♪
こちらで内張り用に変換いたします。


その他こんなものが欲しい、これは作れますか?など
疑問やご不明な点等ございましたら気軽にご連絡ください♪

貼り付ける施工ができるか心配…という方は、大阪阿倍野から現場施工に伺います。※別途費用はかかります。

もちろんお電話でのご相談も受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください♫

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電話1本で悩みを解決できる印刷屋 有限会社シーアンドエーデザイン

シーアンドエーデザインは、大阪市阿倍野区にオフィスを構える印刷会社です。サインデザインや販促グッズ、イベント用グッズなど様々な製品を製作しております。

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